幼稚園アドバイザー

園は大学附属の幼稚園ということから、幼児教育に関係する専門家にアドバイザーになっていただき、必要に応じて、ご専門の立場から助言をいただきながら、質の高い保育を目指しております。
今年度は下記の方々にアドバイザーにご就任いただき、ご指導を賜っております。(以下、五十音順・敬称略)

アドバイザー紹介

【早期英語教育・初等外国語指導法】
 伊藤 摂子
 武蔵野大学教育学部教育学科准教授


東京大学大学院教育学研究科修士課程修了、教育学修士。
小学校において総合的な学習の時間が設けられ、国際理解教育の導入初期から小学校の外国語指導を行う。2012年以降、大学の教員養成課程で小学校外国語教育に関わり、2019年から武蔵野大学にて准教授として学生指導・教員育成にあたっている。
英語教育全般を専門としており、特に「早期英語教育」「音声指導」「第二言語習得」に注目して研究を行っている。
小学校段階での英語(初等外国語)指導において、“どのように指導をすれば学びやすくなるか”、“どのような指導が小学校教員にとって指導しやすいのか“、”教員が指導しやすいものは、児童は学びやすくなるのではないか”を探り、学習者(児童)視点からの指導者の指導法研究などの工夫を実践・研究している。

伊藤摂子先生


【造形教育・哲学】
 生井 亮司
 武蔵野大学教育学部幼児教育学科教授・博士


東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
東京藝術大学美術教育研究室助手、鎌倉女子大学非常勤講師等を経て現職。専門は美術(造形)教育、哲学、彫刻制作。
近年は京都学派の哲学を援用しながら美術教育の人間形成的意義についての研究を行っている。また社会実装としての哲学対話(哲学カフェ)なども開催している。主に国展、個展を中心に作品制作発表を行う。
主著は「美術と教育のあいだ」[共著](東京藝術大学出版会、2011年)。

生井亮司先生


【社会科学】
 松田 こずえ
 武蔵野大学教育学部幼児教育学科准教授・博士(社会科学)


お茶の水女子大学 家政学部児童学科卒業、同大学院 人間文化創成科学研究科 人間発達科学専攻 保育・児童学領域 博士後期課程修了。
私立/公立幼稚園教諭としての経験。2022年より現職。専門は、保育学、国際保育、保育社会学。東京都保育士キャリアアップ研修講師、子育て支援員研修講師等。近年は、子育て支援施設や近隣図書館、公園での地域親子向けのワークショップ等を実施。
1級こども環境管理士、おもちゃコンサルタント、レゴ® シリアスプレイ認定ファシリテーター等。
著書『ノルウェーの幼児教育におけるジェンダー平等と公平性―多様で持続可能な社会へ向けて』(明石書店、2024年)、『新しい保育原理』(ミネルヴァ書房 2024年分担執筆/10章「子育て支援」)

松田こずえ先生


【教育相談・特別支援教育】
 義永 睦子
 武蔵野大学教育学部幼児教育学科教授


お茶の水女子大学 家政学部児童学科卒業、同大学院 家政学研究科 児童学専攻修了。家政学修士。
1995年本学 短期大学部 生活学科兼任講師等を経て2004年本学人間関係学部保育学科専任講師、2016年より本学教育学部児童教育学科教授(学科名称は当時のもの)。前OMEP(世界幼児教育・保育機構)日本委員会事務局長、現在に至る。
専門は「子ども学、保育学」。研究分野は教育相談、特別支援教育、保育相談、子育て支援など。
「子ども理解と教育相談ー移行期支援の視点からー」、「保育実践に求められる子育て支援」など多数の著書がある。

義永睦子先生